釣行日程 : 2002年7月27日(土曜日)、3時〜14時
釣行場所 : 常磐の海
潮の状況 : 中潮 満潮4:46、18:42 干潮11:50 (日立)
思わぬ大物GET!
一瞬、何が起きたのかよく理解できなかった。そもそもこれっぽっちも期待してなかったし、それより限られた時間の中、家に帰っ
てからの道具の手入れの方が気になっていた。したがって、店員さんに促されて三角クジに手を伸ばした際も、賞品内容など全く
気に留めてなかった。
先週の日曜日。色々溜まっていた家の用事の合間を縫って、何とか釣り道具を手入れする時間を確保。まずは近所のJ洲屋まで
車をとばす。速やかに必要な材料だけかき集めレジカウンターへ。そこでめくった三角クジには、<1等賞 10000円分>
「あの〜、1等賞なんですが・・・。」
「えっ?」
どうやらレジを担当する店員さんもピンと来てない様子。
「あの〜、こ、これ。」
その幸運なクジを差し出す。
「わっ、ついに出た。当店初めての1等賞です。」
ちなみに賞品は、10000円分のJ洲屋商品券。今週は釣りにこそ行けなかったが、まさかこんな大物をGETできるとは思わな
かった。さ〜て、これが来週に向けて吉と出るのか凶と出るのか・・・。
急遽ご近所様と同行!
当初は前回同様、会社から帰ってそのまま出撃する予定であった。しかしながら、ここ最近の猛暑のせいか、さすがに睡眠&体
力不足で出撃意欲も減退気味である。ここは素直に明日の夕マズメ狙いに変更。その分たっぷり睡眠を取っておくことにした。
10時起床。出発は正午と決めていた。15時頃堤防に到着して、先週あちこちで成果のあったマゴチ初挑戦を企んでいたのであ
る。とは言っても所詮初心者。何をどうやって狙えばいいのかさっぱり分からない。ここは困ったときの神(GAMI)頼みということ
で、ご近所GAMIさんに電話してみることに。
「GAMIさん、今日はマゴチに初挑戦したいと思ってるんだけど、ワームは何を買えばいいの?」
「ワームはですねえ、エコギアの・・・・・・・・。」
「了解。助かりました。ところで、GAMIさん今日のご予定は?」
「これから病院に行かなきゃいけないんですよ。明日も仕事だし。」
「あっ、そう。それじゃあ、お身体お大事にね!」
それから10分も経たないうちにGAMIさんから電話が入る。
「ところで、hieさん何時頃出発するんですか?」
「お昼過ぎ。涼しくなってから堤防に入って、21時〜22時頃まで頑張ろうかな〜と思って。」
「病院から戻って来るのが13時半頃なんですが、それまでhieさん待てます?」
「いいよ〜!」
ここは渡りに船。初物を狙うにあたって、物知りGAMIさんの同行はこの上なくありがたい。
まずはマゴチ初練習?
予定通り13時半にGAMIさんが到着。早速荷物を詰め込み出発する。途中、柏のJ洲屋に立ち寄り、GAMIさんのご指南に従っ
てエサと仕掛を調達。堤防付根の駐車場に到着したのは15時半であった。
ちなみに今日の狙いは、手前のサーフでマゴチ初挑戦。というより初練習? その後ポイントを移動してアジ&豆アジをエサにヒ
ラメ狙い。更に余裕があれば、オキアミエサか弓角でワカシ調査と、いつものことながら計画だけは豪華絢爛である。
まずは駐車場から程近いマゴチポイントへ直行する。
GAMIさんの教えに従って、見よう見まねでルアーを 開始する。しばらくしてGAMIさんにアタリ。残念なが らワームを齧られただけだったが、俄然これでやる気 モードへ突入。その後もせっせせっせと投げ続ける。 グイッ、グイッ。30分ほど経った頃だったろうか。さび いていた竿に突然ブレーキが掛かる。思わずアワセを 入れる。ところが、悲しいかなこれはすっぽ抜け。ワー ムの尻尾が齧られた状態で上がって来る。都合1時 間程頑張ったもののアタリはこの1回だけ。 |
マゴチの練習はこれくらいにして、本日メインのアジ&ヒラメ狙いのため移動することにした。
出足だけ好調?
17時半にアジポイントへ到着。私は投げウキサビキ、GAMIさんはヘチにてアジ狙いを開始する。
事前の予報では風はほとんど無いはずだったのに、予想に反して北よりの風が強い。追い風に乗って仕掛が思ったより遠くまで
飛んで行く。潮の流れもかなり強く、左から右へとウキが流されて行く。一瞬ピョコピョコと不審な動きを見せたウキが、その直後
に海中に消し込まれる。
期待を込めてリールを巻く。これが意外や、なかなか
の重量感である。手前まで寄せて抜き上げる。 「GAMIさん、いきなりトリプル!」 上がって来たのはエサにちょうどいいサイズの豆ア ジが3匹。 「おっ、やっぱこの時間はウキの方が有利なんです かねえ・・・。」 せっかくの時合?を無視して一旦アジ狙いを中断。 豆アジが元気のいいうちにヒラメ狙いを2本準備して おくことにする。 |
その後、ぽつりぽつりながら着実に一投1匹にてアジを追加。結局1時間ほどで12〜13匹のアジをGETする。GAMIさん
も途中からウキサビキに変更。タナを調節しながらポツポツとアジを追加する。
やっと良型アジGET!
徐々に陽が翳り出してアジのアタリがストップする。暇を持て余してジグサビキを投げてみたりするものの全く反応が無い。
肝心のヒラメ狙いの方も全くアタリすら無く、1本は根掛かりにて早々とお役ご免となってしまった。
20時近くになってすっかりあたりが暗くなる。ウキにケミホタルを装着する。その後私の方は相変わらずアジは不発。代わって、
ヘチ2本体制に変更したGAMIさんの竿にアタリが頻発する。
「GAMIさん、タナはどれくらい?」
「中層かな。意外と浅いっすよ。」
ここで私もウキを諦め、急いでヘチ狙いに変更する。さすがにGAMIさんのペースには追い付かないものの、久々にアジのアタリ
が復活する。何度かバラシが続いたあと、竿先が海面に向かって勢い良く曲がる。竿を持つ手に小気味良い魚信が伝わって来
る。海面近くになって必死に潜ろうとする。
「これは結構でかいかも。」
そのまま慎重に抜き上げる。上がって来たのは本日一番の良型アジ。早速メジャーを当ててみる。
「27cm。なかなかいい型じゃないですか。」
「このサイズが5匹釣れれば、タタキを充分堪能できるんだけどねえ。」
策士GAMIさん、怒濤の追い上げ!
その後、期待とは裏腹にまたもや沈黙モードに突入する。一度だけ激しいアタリで期待持たせてくれたのは30cmオーバーの
フグであった。
逆に隣のGAMIさんはといえば、2本の竿にアタリが連発して目
の廻るような忙しさである。
「GAMIさん、随分快調だよね。」
「実はこの真下に懐中電灯をぶら下げたんですよ。それにアジが寄って来てるみたい。hieさん、こっちに入ります?」
さすが策士のGAMIさん。いつも色んな工夫を披露してくれる。GAMIさんのお言葉に甘えて隣に乱入?させて頂き、先程より
ちょっと浅めのタナに変更する。投入して2〜3分するとアタリ。豆サイズながら嬉しい1匹を追加する。
よ〜し、目標は30匹だ!
その後GAMIさんのお陰で何とか10数匹のアジを追加。結局持ち帰りは23匹であった。目標には届かなかったものの、前回の
貧果に比べるとまずまず満足すべき結果ではある。おみくじで言えば小吉といったところか。
21時半を過ぎて、二人ともついにコマセが底を尽いてしまう。それとともに全くアタリもストップ。そろそろこの辺で撤退すること
にする。
「GAMIさん、久々に6時間も釣りして体調は大丈夫?」
「ええ、かなり疲れてます。」
たかだか2時間の間にアジを50匹も釣れば、そりゃあ大概疲れるでしょうに・・・
本日の釣果
中アジ2(27cm・21cm)
豆アジ23(14〜18cm)、以上キープ フグ、リリース
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